函館ライド1日目
ライド2022年7月29日
今回も暑さを避けて走れる場所を求めて遠征します
暑さを避ける方法は2つあって、1つが標高が高いところに行くこと、もう1つが緯度が高いところに行くことですが、前回は標高が高いところに行ってみたところ普通に暑かったのでした。標高が高いというだけなら標高2600m前後まで登る道もあるんですが、最寄り駅からずっと標高が高いルートというのはあまりないので涼しいところを走るというコンセプトは満たせないと思います
という事で、今回は日本で一番緯度の高い北海道に行ってみようと思います。北海道までは北海道新幹線で行くか、飛行機で行くか、フェリーで行くかの何れかになると思いますが、木古内駅までなら始発で出て10時半ぐらいに着けますので、今回は木古内駅から函館まで行って1泊、次の日に函館から渡島半島をぐるっと走って新函館北斗駅駅から帰ってくるルートを走っていきます
1日目
https://connect.garmin.com/modern/activity/9301148889
2日目
https://connect.garmin.com/modern/activity/9307433266
木古内駅に到着しました
木の良い匂いがする不思議な駅です
いさりび鉄道の車両が停車しているのが見えますね
駅前から見た木古内駅
新幹線駅らしい立派な駅舎です
駅前には道の駅もあります
輪行解除してさっそく走っていきましょう。期待通り本州よりは遥かに涼しいので、これなら楽しく走っていけそうです。上の写真は駅を出てすぐのところですが、駅前は小規模ながら市街地になっていて飲食店もポツポツとあるようです。たまに駅前ロータリーを出たら後は野原という新幹線駅もありますが、木古内はちゃんと街があります
まっすぐに海まで行くと鳥居が見えてきました。佐女川神社という神社さんの鳥居なんだそうです。この浜では御神体を抱えて海に入り御神体を清める「寒中みそぎ祭り」というお祭りを毎年1月にするんだそうです。1月は相当寒いと思うんですが心臓が止まったりしないんでしょうか
鳥居近くからの眺め
景色が広いです
東に少し進むと温泉旅館が見えてきました
北海道にはこういう飲食店兼宿というお店がちょくちょくあるようです
自販機にペルソナシリーズでお馴染みのリボンシトロンがありますね。当日の僕は実在する飲み物だったのか…と驚いたんですが北海道では当たり前に流通している飲み物なんだそうです
初めて飲みましたがシトラスが利いていて美味しいです
少し進んだら木で造られた鳥居がありました
何も塗られていない木製の鳥居って珍しいですよね
更に進むと船のモニュメントが見えてきました
勝海舟や福沢諭吉が訪米した際に随伴した幕府海軍の咸臨丸という船がこの近くで沈んだのを記念してつくられているようです
海を見ると浅瀬になっていますね
座礁しちゃったのかな?
雪が降る地域なせいか道が結構ボコボコで走りにくいです
交通量がそれなりにあるので注意して走る必要があります
駅が見えてきました
渡島当別駅だそうです
郵便局併設というのが面白いですね
海と空、そして道
この日はずっとこんな感じの眺めが続きます
向こうにトラス構造の鉄道橋が見えます
北斗市の市街地に入りました
北海道ってもっと何もないイメージだったんですが、ここまでの道では少し進む度に建物がありましたし、北斗市以降は函館まで普通にずっと市街地が続きます。北海道も本州に近い側は早くから行き来があって人口が増えていったので建物も多いという事なのかな?とはいえ高層建築が少なくて空が広く見えます
またまた神社です
神社を見るとここも日本なんだなと思いますね
目の前の巨大な設備は太平洋セメントの工場のようです
その工場から長いパイプが海の方まで続いています
砂を汲み上げて使っているのかと思ったんですがそうではなくて、沖に停泊した大型船にセメントを供給するための桟橋なんだそうです。2kmあるという事ですが、もっと長く見えますね
やたらかわいい交番
立派な神社
お昼を過ぎたところで回転寿司屋さんが見えたので入ってみます
めちゃめちゃ美味しいです
コスパが良いのでこのルート走る方は是非寄りましょう
函館市街に入りました
遠くに五稜郭タワーが見えますね
そびえ立つ五稜郭タワー
上に登ると五稜郭が見下ろせるんだそうです
五稜郭はこんな形ですよ、という表示板がありました
ゴールデンカムイでも登場した五稜郭、ほんとにこんな形なんですね
堀には橋が渡してあって、内側に入っていくことができます
貸しボートもあるみたいです
お屋敷がありますね
緑が溢れてます
函館駅まで来ました
駅前は広々としていて大きなホテルやビルも見えます
札幌には負けますが函館もかなりの都会ですね
駅からちょっと北に戻った場所に土方歳三最期の地があります
新選組が逆賊扱いされた結果、戦いながら落ち延びて最後にたどり着いたのがこの地だったんですね
港側まできました
函館は開国の港として交易で栄えた街ですので、この辺りには昔ながらの建物がたくさんあります。レンガ倉庫もその1つで、各地のレンガ倉庫がそうであるようにここも飲食店や雑貨店が入ったショッピングモールになっているようです
地味に激坂な八幡坂を下側から見上げています
奥に見える函館山からの夜景が有名ですが、翌日早起きしないと間に合わなくなるので今回はスキップです
八幡坂を見下ろす場所に来ました
撮影スポットになっているようで、カメラを抱えた人がたくさんいます
この辺りは外国人居留地になっていたようで、歴史を感じさせる洋風建築がたくさんあります
箱館奉行所前の坂です
広々としていてなんだか楽しいです
カッコいい建物が見えます
同じ場所から海を眺めた写真がこちら
景色良すぎか
蔵を改造した飲食店なんかもあって、趣が最高です
駅の近くに戻ってきました
右手に見えているのが有名な函館朝市です。漁港で水揚げされた魚介類の販売や料理提供をやっている区画ですね
夕方だったので開いている店がほとんどありませんでしたが、1軒営業中だったので入ってみました。観光地プライスでちょっと割高ではありますが美味しかったです
今日は東横インに泊まります
明日は早起きして渡島半島一周なので早く寝て備えたいと思います
距離: 54.7 km
獲得標高: 496 m
6:32 東京駅発
10:40 木古内駅着
11:07 ライドスタート
16:00 函館到着
交通費: 22500円(東京→木古内)
宿泊費: 6175円(東横INN函館駅前朝市)
昼食: 2240円(なごみ亭 函館七重浜店)
夕食: 1980円(道下商店)
